Culture Crossing

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小学校英語指導者 資格取得奮闘記 ~4/4 幼稚園実習そして資格取得 ~

前回は過去10年間の英語学習で出会えなかった
フォニックス」と運命の出会い編をお伝えしました。 

culture-crossing.hatenablog.com

 
いよいよ幼稚園実習スタート!

教室での学習、模擬授業を終え
とうとう現地の幼稚園での実習が始まります!

なんたって、オーストラリアの子どもたちは英語ネイティブ!
今まで私が喋ってきたネイティブはあくまでも英語の先生達であって、
母国語が英語でない生徒のために、わかりやすく喋ってくれていました。

しかも実習の中で子どもたちにミニレッスンをするというのだから、ドキドキ。
初めて園のブザーを鳴らしたときは本当に緊張しました。

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学校への通学路。のどかです。


いよいよ2週間の実習スタート!クラスマネジメントを学びます。

子どもたちがエキサイトしても、
先生たちは「静かにー!」なんて叫ばない。
逆に、先生たちが静かになって注目させたり、
「5、4、3、2、1~」なんてカウントを始めたりして子どもに集中させるんです。



そして、誉め言葉が本当に多い!
「Fantastic!」「You’re absolutely amazing!」なんて言葉が飛び交い、
自分のベストを尽くせば良い、昨日より成長していれば褒められる。
これは他の子と比べてどうこうじゃなくて、過去の自分と比べてどうか。
これは自己肯定感がグングン伸びそうですね♡♡


私がさせてもらった英語音楽の“Head, Shoulders, Knees & Toes”も
(頭、肩、膝、つま先を触っていき、スピードアップするあの有名なキッズ音楽♪)

「どうしよう、子どもたちついてきてくれるかな、」なんて心配をよそに
やりたい子は輪に入る、違うことをしたければそれも良しな自由スタイルで、「やらされている子」は皆無。自分で選んでやっているから本当に楽しんでくれます。
(興味がなくなったらすぐ次の遊びに行きますが、またそれもあり。)



当初、現場実習は緊張の連続でしたが、園にも恵まれなんとかやりきることができました。というのもオーストラリアに来た当初、現地のお宅にホームステイをしていて、
そこに2歳~9歳の女の子が4人もいるご家庭にお世話になっていたのですが、
ホストファザーもホストマザーも生粋のシドニーっ子。


このおかげで私の耳もオーストラリア英語、子どもたちと話すことにも慣れてきていたのだと思います(‘ω’) (ホームステイに関してはまた別の記事にしようと思ってます♡)


ネイティブということ

“Give it to me“ (それちょうだい)
おもちゃで遊んでいた園児からとっさに出た言葉。

「Give+人+モノ」で~
人があとに来るときは 「Give+モノ+ to + 人」で~とか考えない。
これがネイティブの力!!笑


でも子どもたちも何度も何度も練習していたはず、
頭で文法を考えるんじゃなくて、圧倒的なアウトプットがあるから
都度修正してもらって、正しい言葉を身に着けていくんですね。

いよいよ資格取得!

幼稚園での実習が終われば、最終テスト。
小学校用のチームティーチングの模擬授業をします。
当時は「英語」は科目としてではなく「国際理解」の一環。
「英語」を使って世界の料理、音楽、などを学びます。

せっかくオーストラリアにいるので、
(オーストラリアには固有の動物がたくさん!)
動物をメインにした授業をしました。

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小学校はグループレッスン。クラスメイトと一緒に行いました。

そして晴れて無事卒業!
小学校児童英語教員資格と手に入れました✨
(こうして書いていて当時よく出来たなぁと思います笑。寝ても覚めてもJ-Shineで頭がいっぱいの日々を送っていました。)


いまは英語指導者として働いてはいませんが、
フォニックスを学べたこと、オーストラリア現地の園で実習をできたことは財産です♡



能力はあるのに、実力はあるのに、
英語が使えないだけで世界で能力が発揮できないのはもったいない。
日本人が英語というツールに躊躇することなく海外にチャレンジできるようになってほしいという思いを込めて…(^ε^