小学校英語指導者 資格取得奮闘記 ~2/4 今までの英語は何だったんだ?! ~
引き続き、小学校英語指導者 資格取得奮闘記をお届けします~(^^)/
友人の影響を受け、英語教育の道に足を踏み入れた話はこちら。
culture-crossing.hatenablog.com
シドニーには語学学校が多く、
母国語が英語でない児童(4歳~12歳)に英語を教えるTECSOL、
日本の子ども(4歳~12歳)を対象にしたJ-Shineなど、
様々なカリキュラムがありました。
私はシドニーのタウンホール駅近くにある
UEC(Universal English College)でJ-Shineの資格取得をすることに。
英語の指導者になるには、まず自分の英語を強化せねばなりません”(-“”-)”
英語教育の過程に入る前にGeneral Englishという一般英語過程で7週間勉強しました。
英語強化期間
General Englishのクラスは世界中から集まった留学生の一般英語クラス。
世界中から集まった生徒たちと話すのは新鮮そのもの。
中国、韓国、台湾、スペイン、メキシコ、ブラジル、セルビア、サウジアラビアなど
英語を母語としない友人との会話。
お互い片言だけど、でもそれでいい。
相手を理解しよう、自分のことを伝えようとする行動が大事だからね☆
(ネイティブからみたら赤ちゃん同士が喋っているような状態になっても気にしないで!)
日本人は「外国人」は英語が出来ると思いがちですが、(私だけ??) そんなことないから!英語が母語でない限り、みーんな英語を“勉強”している。
日本は日常的に英語を話すチャンスが少ないから、
科目の一つとして捉えがちだけど、英語はあくまでもコミュニケーションのツール。
目的じゃなくて手段なんですね。
クラスメイトとの会話を通じてまじまじと感じさせられました。
英語で英語を学ぶ
何が大変って、英語で英語を学ぶこと。笑
10年近く英語を勉強してきたはずなのに
Pronoun – 代名詞
Present perfect – 現在完了
Past participle – 過去分詞
のような文法用語を英語で説明されるとポカーン( ゚д゚)
質問しようにも英語で聞かなければいけず、
(日本語を交えながら英語を学べていたことがどんだけ恵まれていたことか実感!)
先生も世界の生徒を相手に教えている英語ネイティブ。
来日して日本で英語を教えている先生と違って、日本文化に精通しているわけではないので、日本の生徒はこの発音が苦手とか、この文法で躓くとかそんな予備知識はありません。
日本の授業では、質問がない=「理解している」と受け取られることもありますが、
以心伝心が通用しない海外では、質問がない=「意見がない、もしくは聞いていない」ととられてしまいます。
「理解した」「ここが分からない」「どうしてこうなるのか」
文法を間違えても、発音が違っても、まず言わなきゃ伝わらない、と身に沁みました。
当たり前は当たり前じゃない?
ある日、旅行についてのプレゼンの授業がありました。
外国で受けたカルチャーショック、旅行の持ち物等を話すのですが、
ビックリしたのが、セルビアの子のプレゼン。
セ:「私は旅行には必ずアイロンを持っていきます。」
私:「あ、アイロン??」Σ(・□・;)
セ:「Yes~! だってしわしわの服を着るの嫌じゃない?」
私:「Wow!!」(*_*)
旅行にアイロンを持っていくなんて、(彼女だけかも知れないけど) 衝撃っ!
私は、旅行中って汚れても洗濯機でガシガシ洗える服だったり、
畳んでもしわにならない服を選んだりしてたから
わざわざアイロンを持っていくなんて全く頭になかった。
少なくとも今まで私の周りにはアイロン持って旅行に行く人なんていなかった!
こんな驚きが毎日あるから、「へぇ、あなたはそうなのね。」と
他の人のカルチャーを受け入れることが大切になってきます。
まさに「カルチャークロッシング!」('ω')ノ
そんなこんなで文化の違いに驚きながら
英語力を磨く毎日でした。
その3へ続く・・・